透徹した死生観と希望にあふれた舞台

ものがたり
 独り暮らしの70歳の老女の家に、近所に住む小学5年生の少女が遊びに来るようになる。二人は初恋の相手がともに「新一郎」と同じ名前だったことで、すっかり意気投合するのだが、二人にはもうひとつの隠された共通点があった。それはともに「食べない」ということ。実は、老女は末期癌に侵されていて余命幾許もなく、必要以上の延命治療を受け入れたくないことから餓死して死ぬことを決意しており、母子家庭の少女は学校でいじめに遭っていて不登校を繰り返すうちに拒食症になっていたのだった。  やがて老女の家には、さまざまな男たちも出入りするようになる。老女の担当医、26年ぶりに訪ねてきた老女の息子、少女の担任教師、離婚して海外で暮らしていた少女の父親……。そうして少女と老女の隠された事実が次第に明らかになっていくなか、老女の死期は刻一刻と近づいてくる……。
男だけで演じる、少女と老女の友情物語
 出演者は全員男優、少女と老女も男が演じます。 化粧もせず髪型もそのまま、声色を使うこともなく、男にしか見えない男優が、やがて本当の、女の子とお婆ちゃん以外の何者にも見えなくなってくる。 もし本当にそうなら、これはスゴイこと。 この舞台には、そうした想像するおもしろさが全編にあふれています。
 死をどう受け入れるのか? 孤独とどう向き合うのか? 教育って何? 親と子の絆って何?
決して軽くはないメッセージがいくつも込められながら、それでいてポップ、それでいて愉快。 いつしか元気に満ち満ちてくる、静かで、力強い物語。
「オクラホマミキサー」「マイムマイム」
フォークダンスのメロディに乗せて、「手をつなぐ」ことの素晴らしさが胸に迫る舞台。



紀伊國屋ホールでの公演写真


上演DATA
主な対象年齢 小学高〜大人
上演時間 2時間 休憩ナシ
構成 18名
ホールサイズ 400〜800程度のホールが希望。体育館は不可。
舞台設備

間口9m/奥行き9m

仕込み時間 7〜8時間(うち5〜6時間は照明関係)
搬入 搬入口の大きさ:3尺丈×2間のパネルが入ること。
 また、リフト及びエレベータ等に乗せられること。
搬入時間:約30分〜
バラシ時間 1時間10分

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劇団一跡二跳

e-mail: isseki@m5.gyao.ne.jp / 制作:岸本 匡史