1999年4月-2-
    1999年4月10日(土)
加島さん帰国。彼女は夢いっぱい思い出いっぱいで、いい顔をしていました。

    1999年4月11日(日)
まもなく検疫が終了する猫が家でソファーに爪研ぎをすると困る、というわけで布を買いに行く。 この国は物価が高い。というのも、VATという消費税が17.5%もかかっていて、それがみんな内税になっているのだ。 外税だったら毎日ため息をつくところを、内税のおかげで物価が高いということで終わってしまう。 やっと安い布地屋さんを見つけたのだが、なんだか一人で入れないような場所である。 セントラルロンドンなんだが、雰囲気が違う。インド人街といった感じなのだ。 日曜の午前中開いているというので、夫についてきてもらった。問屋さんかもしれない。 リバティやジョン・ルイスで1m£15はしそうな布が£3.5だった。£7.5くらいの布は£1だった。どちらも10mずつ購入する。 (後日談ですが、ここはBrick Laneという通りで、4月24日に釘爆弾事件が起こったところです。)

    1999年4月13日(火)
仲のよいお友達の家で手芸の一日だった。可愛いネズミの形をしたドアストッパーを作った。 私をよく知っている方は私と手芸がいかに不似合いかご存じだと思う。 うちの衣装の豊田さんでさえ、どんなに公演間際で猫の手も借りたいほど衣装づくりに追われていても、 決して私には頼まないくらいだ。しかし、今の私には時間がある。 学校は5月末からフルタイムで行く予定(それでも1日3時間)だが、今は週に2日のプライベートレッスンだけである。 それで、結構久しぶりに針を持ったので、面白くてネズミをドアごとに作ることにした。

    1999年4月16日(金)
火曜日の続きをしにまたまたお友達のところへ遊びに行く。ここで私の仲のよいお友達をご紹介。 まこちゃん、めぐみちゃん、たかえちゃん。「ちゃん」付けで読んでいるのは当然私が最年長だから。 みんな駐在員の奥さんたちである。みなわたしより思い切り若いので子どもはまだいない。 独身が長く、演劇だけの生活をしていたから、みんなといると高校時代に戻ったようで楽しい。 はい。藤川は今すっかり普通の人になっております。 今年の秋の大学院予備校入学まで、すこしのんびりさせてねっ。この予備校入学に関しては、いずれゆっくり語ります。

    1999年4月17日(土)
週刊情報誌Time Outで見つけたフリンジのミュージカルを見に行った。 Edgeware Road から歩いて10分くらいのところにあるCockpit Theatreでタイトルは"INNERCITY JAM"。 これが結構面白かった。しかし、役者さんはフリンジに出てたってみなプロだからうまいの一言。 どこにでもいそうな、いかにもイギリス人のおばさんや巨漢のお姉さんがダンスを踊った日にゃあ、 もうそれだけで感動だった。




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劇団一跡二跳

e-mail: isseki@m5.gyao.ne.jp / 制作:岸本 匡史