1999年4月-1-
    1999年4月1日(木)
英会話レッスンのあと、インターネットで予約した劇場チケットボックスにチケットを引き換えに行き、 これまたマチネ後の古城さんとモネ展会場で合流。行くのはAldwych Theatreでの「WHISTLE DOWN THE WIND」。 これはロイド・ウエバーLloyd Webberの新作。 休憩時間に夫に解説してもらい、1幕目で引っかかっていたところが解消される。 2幕目でわからなかったところを帰り道みち、説明してもらいながらバスで帰る。 実は私たちの席は舞台の上の方が見えにくい席だったので私は不満だった。この劇場だったら絶対2階席の前の方で見たい。

    1999年4月2日(金)
今日はGood Friday。イースターが今度の日曜なので今日はBank Holidayである。 古城さんに影響されて、すっかり観劇週間。 Theatre Royal Haymarketでニール・サイモンNeil Simonの「THE PRISONER OF SECOND AVENUE」をやはり夫を入れて3人で見に行く。 出演はRichard DreyfussとMarsha Masonほか4名のストレートプレイ(2幕5場)である。 わからないことを覚悟していったのだが、1幕目の2人だけのシーンは思いのほか理解できた。 2幕目2場になって、登場人物が増え、動きが少なく、ほとんど会話劇になってしまい、このシーンはお手上げだった。 もう、やっぱり英語よね、と今日も同じ感想。

    1999年4月3日(土)
前述の加島さんが今日から帰国までの1週間、竹内邸にhome stay。 そういうわけで、4人でピカデリーのオフシアターJermyn Street Theatreにミュージカル「FORBIDDN BROADWAY」を見に行く。 定員86人という小さな劇場である。有名なミュージカルのパロディで、結構笑えました。 ミュージカルをよく知っている人ほどとても面白いと思うだろうし、それともちろん英語が分かればね。

    1999年4月4日(日)
古城さん帰国。あっという間の1週間だった。彼はこの期間に13本の舞台を観て帰った。 私はいつでも観に行けるのだからと思うまま、結局いつまでも見なかったのだから、少し反省。 でも、言葉が分からないとついついおっくうになるのよ、なおかつ古城さんのペースで芝居を見続けたら破産してしまうわ。 主婦なので夜は出られないし、マチネは英会話とぶつかるし、いい席じゃないと見たくないし・・・ たくさん言い訳をするのは英国人に影響されている証拠?

    1999年4月5日(月)
今日はイースター・マンディ。数少ないナショナル・ホリデーである。 イースターは日本語に訳すと「復活祭」で、もともとはキリストがよみがえったのを祝う祭りとか。 卵の形に似せたものを贈ったり、卵料理を食べたりする。卵=新しい命ということだと聞いた。 4月の第1週の日曜がイースターで、その前の金曜日がグッド・フライデー。計4連休となる。 この連休にイギリス人は里帰りをするそうで、そうするとイースターは日本のお盆……? で、イギリスに住んでいる外国人はこの時期、旅行に出かけるようだ。 そもそもこの国には旅行代理店が多いのである。また、旅費も安い。代理店の競争も厳しいのだと思う。 EU内はとても行き来しやすいし、何よりも英語が分かりさえすれば何とかなるわけで。 ただし、どの国も大都市以外は英語が通じないこともある。 今年は日本からのゲストでイースターホリデーにはどこにも行かなかったけれど、 来年はどこかに行きたいと思っているので、日本から我が家にご滞在の予定の皆様、 くれぐれもイースターホリデーは避けてスケジュールを組んで下さいね。

    1999年4月7日(水)
Bathでのhome stayを終えた加島さんが古城氏と入れ違いに我が家に滞在しているのだが、 彼女も毎晩芝居を観歩いている。これこそ演劇人のあるべき姿であると夫に嫌みを言われているが、 在住の私が観光客並に毎晩観歩いたら、いったいいくらお金がかかると思っているのでしょうかね。 マチネで、HammersmithにあるLyric Theatre Hammersmithで「SHOCKHEADED PETER」という舞台を見に行った。 ドイツの古い民話(だと思う)を題材にしているのだと帰り際にエレベーターで一緒になったご婦人が教えてくれた。 子どもが多かったが、観劇態度は実に優秀だ。古城氏が言ったとおりだ。




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劇団一跡二跳

e-mail: isseki@m5.gyao.ne.jp / 制作:岸本 匡史