1999年3月-1-
    1999年3月1日(火)
 現在通っている英語学校は、地下鉄Nothern Line(ノザン・ライン)の某駅にあります。 私は週2回2時間の主婦対象のクラス。生徒は日本人ばかりです。 ようやく土地になれてきたので、違う学校に移ることを考え始めました。 英国は、AdultEducation School(アダルトスクール=成人教育)が盛んで、各地方自治体が運営しているそうです。 その中に、英語を学びたい外国人のために、English as a Foreign Language(EFL)というコースがあります。 もちろん、大学や各種学校にも一般社会人用のコースが用意されており、 意欲さえあれば何歳であっても学びの場を提供してくれる教育制度が存在しています。 EFLのほかにも、とてもたくさんのコースがあり、それぞれビギナーから熟練者までレベル分けされています。 無試験で入学できるのですが、ある程度の語学力は必要だそうです。 (「98,99地球の暮らし方」を参考にさせていただきました。 この本は私の周りの日本人はだいたい持っているようです)ちなみに、 手元にWestminster Adult Education Serviceのパンフレットがある(近くの図書館で入手した)のですが、 Contentsをざっと書いてみると、Art&Design,Computer Studies,Dance,Dorama&Performance,Fashon,Fitness,Sport&Yoga,Food&Wine等・・・ そのEFLコースを考えています。ただいま、検討中。

    1999年3月2日(火)
 親戚のお嬢さんが来ています。せっかくだから夜の街にも出ていこうということで、Picadilly Circus近くのChina Townに行きました。 日本のお友達から紹介していただいたお店に行きました。お店の名前を知りたい方はE-mailでどうぞ。 日本レストランも多いけれど、中華レストランはどんな小さな街にもあります。 Chinese恐るべし。ちなみに中華街にある中華食料品店にも日本食材が結構売っていて、日本食材店よりも比較的安いようです。 大根とか青梗菜とか。そういえば、モヤシ(beans sprout)はうちの近くのスーパーマーケット[Safe Way]にも売っています。 白菜(Chinese leaf)もオクラ(okra)も椎茸(shiitake mushroom)もある。ないのは薄切り肉。 これこそ日本食材店でないと入手できないようです(少なくともそのルートしか知らない)。 合い挽き肉がないので、牛と豚両方のミンチを買って混ぜ合わせて利用しております。 西洋野菜はまだ試しておりません。クリスマスに芽キャベツを食べてその苦みが私に合わなかったのです。 でも、今や日本でも西洋野菜は簡単に入手できるので、あまり珍しい話ではないですね。 卵は生食できません。サルモネラ菌の心配だとか。でも、だいたい現地の人って生で卵を食べないんですよね。 で、生食用の卵を売っています。すき焼きと納豆はこれを利用して下さい。今日は食材の話でした。 でも、もしかして、私の知らない情報があるかもしれません。あくまで、私の知り得た情報だと差し引いて読んで下さいね。

    1999年3月3日(水)
 水戸在住の友人Sさんから小さな雛人形を贈っていただいたのを見ながら、今日が雛祭りであることを思い出しています。 英語のクラスでイギリス人の先生に雛祭りの説明をしようと試みましたが、なぜ人形を飾るの?と聞かれて愕然としました。 私、日本のことをよく知らないのね。、Hina Festivalの由来って何だろう。えーっとお内裏様とお雛様って、何者?わかんなーい。 何かの本に日本の行事の由来が書かれていたように思うのですが、分かったつもりでいて、 あぁ、そうなんだで終わっていたんですね。実際に誰かに説明するのはとても難しいことだと分かりました。 国際交流じゃないけれど、ここで出会うお友達に日本の行事を説明できたらいいなと思うのですが。 日本のことをもっと知らなくてはならないと感じた一日でした。 そういえば渡英したばかりのころ、ご主人がアメリカ人の日本人女性で在英10年という方にお会いしたのですが、 彼女の言った言葉を思い出します。外国に住む、あるいは外国を訪れる日本人一人一人がいわば日本の外交官なのよ。 出会った相手はそこで日本を知るのだから。と言うようなことだったと思います。 雛人形は2月からずっと飾っていたのですが、今日片づけました。今更関係ないか。

    1999年3月4日(木)
 Knightsbridge(ナイツブリッジ)のHarvey Nichols(ハービーニコラス)の一番上のフロアで、親戚の子とランチをしました。 確かにおいしかったのですが、とても高かったです。ここは高級デパートなのですが、日本人も結構見かけました。 夜はミュージカル。West Side Storyを観に行きました。これは英語が分からなくても問題なく観ることができます。 ミュージカルのクラシックですね。面白かったのは観客の方です。 この日が特別だったのでしょうか。ひときわ目立って大受けしていた若者たちの歓声が後ろの方の席からずっと聞こえていました。 私には昔見た映画の方が感動的だったのですが、それって私の感性が老化してきている証拠でしょうか。 ダンスはうまかったです。歌も。

    1999年3月7日(日)
 日系の自動車販売店に午後から車を見に行きました。車はとても高いです。 営業の方から、クラスレスという建前だが、クラスにこだわる英国人のお話を聞きました。 つまりそれなりの車をもて、ということらしい。それなりの=高い車。右ハンドルの外車。 車は日本と同じ左側通行の国です。免許の切り替えもしなくてはなりません。書類申請だけでできます。 round aboutなるサークルの交差点のほかは難しい問題はありません。 交差点をぐるぐる回って出たい道路に入ればよいそうです。 基本的に右から来る車両優先。さぁ、私の運転する車の隣に乗りたい方はいつでも声をかけて下さい。 日本では誰も隣に乗りたがらなかったですけれど。購入は4月を予定しております。

    1999年3月9日(火)
 モネ展に行きました。タイトルは"MONET IN THE 20TH CENTURY"。 日本大使館の前の道をPiccadillyiに向かっていく途中にあるPoyal Academy of Artsで4月18日までやっています。 チケットは先週購入したのですが、入場時間が決められていて、いったん入ったらあとは何時間いてもかまいません。 でも、そうそう何時間もいられませんから、良いアイデアだと思います。 だから早い時間の方が混まないだろうと思って、午前11時からのチケットにしたのですが、 同じことを考える人は多かったのですね。混んでいました。そして、だんだん混んでいきました。 チケットを購入した際にもらった簡単なパンフレットを眺めていると、後ろにロイヤルアカデミーの会員募集の申込用紙がありました。 このFriends of the Royal Academyに入会すれば、今後入場無料となるわけです。 年間£40ただし、銀行直接引落カードでの支払いのみ。現金またはクレジットカードでは£45です。 しかも、今日入会すれば、モネ展の半券を持って会員カードを提示すると、現金で£10戻してくれるとか。 迷わず入会しました。モネ展は£9だったんですよ。 これで1年間は私とゲスト1名がロイヤルアカデミーのすべての催し物に無料で行けるわけです。 なんて太っ腹の国なのでしょう。




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劇団一跡二跳

e-mail: isseki@m5.gyao.ne.jp / 制作:岸本 匡史