一跡二跳BLOG
----------------
日本劇団協議会主催
劇団一跡二跳制作

『夏の夜の貘』


原作/大島弓子
脚本・演出/古城十忍
池袋 シアターグリーン
ビッグツリーシアター
2月6日(水)〜11日(月)
----------------
文化庁主催 新進芸術家育成公演等事業
文化庁芸術家在外研修の成果

『お気に召すまま』


作/ウイリアム・シェイクスピア
演出/伊藤大
新国立劇場・小劇場
1月24日(木)〜27日(日)
----------------
■夏の夜の貘…………

「精神年齢で見える世界」を演劇ではどう表現するのか?
小学校3年生の切なる思いを届けたい。
----------------
ボクは小学3年生。ある日、突然、ボクは精神年齢が成人して20歳になった。
すると不思議なことに、お父さんとお母さんは子どもになっ てしまった。
おじいちゃんに至っては幼い幼い赤ん坊……。どうやら ボクは周りの人がみんな、実年齢ではなく精神年齢で見えるようになってしまったらしい……。
----------------
大島弓子さんの『夏の夜の貘』を読んだときの衝撃は、今なお鮮明に覚えている。感動と驚きと妬ましさで頭がくらくらした。
悔しかったのだ。あまりにも見事に「マンガでなければできないこと」で成立しているその世界を、どうにか演劇で太刀打ちできないものか と、たぶん、めらめらと闘志が湧いてしまったのだ。どうすれば「演劇でしかできない世界」に変換できるのかアイディアはまるでなかったのだが、気持ちが先走った。そして予想通り、悪戦苦闘する日々が 始まった……。それが1992年のことだ。
脚本を何度も書き直し、できあがった脚本で演出しながら、何度も何度も場面をつくりかえた。その後、一跡二跳の『夏の夜の貘』は何度も再演を重ね、地方公演にも何度も出かけた。
最後に上演したのは2000年。今回は実に7年ぶりの上演になる。改めて大島弓子さんのマンガ『夏の夜の貘』を読んでみた。素晴らしい。少しも色褪せていない。今回も感動した。だが今回、より強く感 動を新たにしたのは「ストーリー」のほうだった。小学校3年生が体験する家族にまつわる出来事。家族の物語………。幼児虐待がしょっちゅうニュースで流され、「赤ちゃんポスト」までできてしまった今、 この『夏の夜の貘』が持つ物語は偉大だと思う。偉大だからこそ大切にしなければと思う。
7年ぶりの再演は、演劇ならではのアイディアもさることながら、物語に、とりわけ小学校3年生である主人公たちの思いに心を砕いて演出しようと思う。
古城十忍

■お気に召すまま……

奥村洋治・関谷美香子が出演する『お気に召すまま』。
アミアンズを演じる奥村は果たして舞台で歌うのか?
----------------
叔父フレデリック公の館を追われた男装のロザリンドと、ロザリンドに恋するオーランド、男装のロザリンドに恋するフィービ、フィービに恋するシルヴィアスとの複雑な恋の四角関係は、アーデンの森で4組の結婚が行われ大団円を迎える。
----------------
一跡二跳からは奥村洋治と関谷美香子が出演する。聞けば配役は、奥村が歌ってばかりいる貴族の「アミアンズ」、関谷は羊飼いの「フィービー」だという。
……ってことは伊藤さん、新国立劇場の舞台で奥村に歌わせるのか?
ほかの出演俳優も多彩にして実力者揃い。その丁々発止のやりとりも楽しみだ。興味は尽きない。どんな「祝祭」が繰り広げられるのか、 これはぜひとも見届けなければ。
古城十忍

普段一緒に舞台に立つことさえ想像しにくいくらいいろいろな方たちに、性別も何も関係なくこの役をこの人がやったら面白いんじゃないかという発想だけを頼りに集まっていただいた、文字通り「自由」に発想して舞台を作ります。
伊藤大

シェイクスピアの中でも、笑いに満ち、開放的な作品。皮肉ばかり言う登場人物が多いところもポイントです。伊藤さんの新訳で馴染みのある日本語となった『お気に召すまま』をお届けします。

■夏の夜の貘…………
■Cast
溝渕康裕、村田麗香、日暮一成、増田和
奥村洋治、山下夕佳、関谷美香子、重藤良紹、高久慶太郎
杉野博臣、山下翼、瀬山英里子

02/06 07 08 09 10 11
   水 木 金 土 日 月
2-    ■    ■ ■ ■
7- ■ ■ ■ ■

■料金
【全席指定】3,500円
【学生】2,500円
【高校生以下】1,500円
※要学生証提示・劇団でのみ取り扱い
※未就学児童はご入場いただけません。

■お気に召すまま……
■Cast(五十音順)
有川博(演劇集団円)
歌川椎子(自転車キンクリート)、
奥村洋治(一跡二跳)
長田典之
五味多恵子(青年座)
沢田冬樹(文学座)
重田千穂子
関谷美香子(一跡二跳)
福寿奈央
藤原啓児(Studio Life)
松熊つる松(青年座)
宮島健
山上優
山崎康一(Studio Life)
山崎秀樹(青年座)
吉田ひとみ

  01/24 25 26 27
     木 金 土 日
1:30       ■ ■
6:30 ■ ■ ■ 

■料金 全席指定 4,500円 学生2,500円
※要学生証提示・一跡二跳でのみ取り扱い
※未就学児童はご入場いただけません。

---------
劇団一跡二跳
http://www.isseki.com/
Tel 03-3316-2824
制作 岸本 匡史
info@isseki.com